ニュース速報

ビジネス

英金融機関のEUアクセス、独自規制を損ねる恐れ=中銀幹部候補

2021年01月14日(木)13時40分

 1月13日、イングランド銀行(英中央銀行)健全性規制委員会(PRC)の委員に指名されたジョン・テイラー氏は、英金融機関が欧州市場にアクセスする価値はあるが、それにより英国が独自に金融規制を設けることが阻害される可能性があると指摘した。写真はロンドンで5日撮影(2021年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 13日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)健全性規制委員会(PRC)の委員に指名されたジョン・テイラー氏は13日、英金融機関が欧州市場にアクセスする価値はあるが、それにより英国が独自に金融規制を設けることが阻害される可能性があると指摘した。

英国は欧州連合(EU)離脱でEUと貿易協定を結んだが金融サービスは対象外で、英国のルールがEUと同等と見なされる場合に限ってEU市場へのアクセスが認められることになった。

テイラー氏は議会の承認公聴会で、EU市場へのアクセスは価値があるとしながらも、同等性を確保しようとすることにより、EU離脱で得られた自由を生かしにくくなる恐れがあるとの見方を示した。

テイラー氏はロイズやスタンダード・ライフなどの英大手金融機関で勤務経験がある。

英国の保険会社にとって同等性の確保はそれほど大きなメリットはないが、国境を越えて取引を行う一部の顧客の助けにはなると述べた。むしろEU離脱を受けてソルベンシー規則を変更することによって得られるものが大きいと指摘した。

ロイター
Copyright (C) 2021 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ゴールドマン、第2四半期の原油価格予想を引き下げ

ビジネス

イオン、27年2月期純利益は730億円見込む 市場

ワールド

サハラ以南の26年成長予想を4.1%に下方修正、世

ワールド

「空を飛ぶべきはミサイルでなく鳥」、台湾野党主席が
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 2
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 3
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 4
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 5
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの…
  • 6
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 7
    高学力の男女で見ても、日本の男女の年収格差は世界…
  • 8
    戸建てシフトで激変する住宅市場
  • 9
    キッチンスポンジ使用の思いがけない環境負荷...マイ…
  • 10
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 4
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 5
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 6
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 7
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 8
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 9
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 10
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中