ニュース速報

ビジネス

郵政、ゆうちょ株下落で3兆円の減損 連結業績に影響なし

2020年09月30日(水)17時31分

 日本郵政は30日、連結子会社のゆうちょ銀行の株式について、時価が著しく下落したために減損処理を行い、2020年4─9月期の個別決算に3兆0400億円の評価損を計上すると発表した。写真はゆうちょ銀行のロゴ、2016年8月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 30日 ロイター] - 日本郵政<6178.T>は30日、連結子会社のゆうちょ銀行<7182.T>の株式について、時価が著しく下落したために減損処理を行い、2020年4─9月期の個別決算に3兆0400億円の評価損を計上すると発表した。連結決算上は消去されるため、連結業績に与える影響はないとしている。

日本郵政の増田寛也社長は同日の定例会見で、巨額の減損について「ゆうちょ銀行の株価水準は真摯(しんし)に受け止め、企業価値向上に取り組む」と説明。損失額の規模については、21年3月末の同行の株価をもって最終的に確定するという。

一方で、ゆうちょ銀行の経営健全性やグループ全体の業績に「影響を及ぼすものではない」と述べ、日本郵政単体をみても「内部留保もあり、キャッシュ流出することもなく経営は順調にやっていける」と強調した。

1株当たり年間50円とする今期の配当計画に関しても「変更することはない」(増田社長)と述べ、「配当政策を維持しつつ今後どう成長させていくか議論していきたい」と語った。

*内容を追加しました。

(新田裕貴)

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

第4四半期の英GDPは前期比+0.1%、速報値から

ビジネス

スウェーデン中銀、金融引き締め必要も インフレ警戒

ビジネス

商船三井、205円起点に累進配当導入へ 機動的に自

ビジネス

中国、インフレ加速と成長リスクへの対応必要に=黄人
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 5
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 6
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 7
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 8
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 9
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 10
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中