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ドイツ銀、2019年は5年連続の赤字 コストが圧迫
1月30日、ドイツ銀行が発表した2019年第4・四半期決算は、16億ユーロ(17億8000万ドル)の赤字だった。写真は同行のロゴ。ロンドンで昨年7月撮影(2020年 ロイター/Simon Dawson)
[フランクフルト 30日 ロイター] - ドイツ銀行
同行はゼービング最高経営責任者(CEO)の下、1万8000人の人員削減や投資銀行業務の縮小、プライベートバンキングとコーポレートバンキング部門への集中など、総額74億ユーロ規模の業務再編計画を断行中。ただ、世界経済の減速やユーロ圏の超低金利が逆風となっている。
ゼービングCEOは「新戦略は前進している」とし、収入が2019年下半期に安定したことや、多額の純損失はコスト改善が原因であることを強調した。
ただ、第4・四半期の赤字は16億ユーロでアナリスト予想の10億ユーロを上回った。
ドイツ銀行は過去5年の赤字が合計で150億ユーロにのぼり、株価は10年で82%下落した。
アナリストや投資家の間では、収入を生み出す力が大きな懸念要因。同行は繰り返し見通しを下方修正している。
第4・四半期の収入は4%減の53億ユーロ、年間では8%減の232億ユーロ。同行は2022年までに年間収入245億ユーロを目指すとしている。
コーポレートバンキング部門の収入は5%減、プライベートバンキング部門は4%減。一方、ドル箱の債券取引部門の収入は31%増。最近の減少からは改善したものの、一部の米大手銀の水準には届かなかった。
コスト削減計画は予定通りに進み、従業員数は昨年4100人超減少し、フルタイム相当で8万7597人。
*内容を追加しました。





