ニュース速報

ビジネス

日経平均は大幅続落、米株安や円高嫌気もTOPIXは底堅い

2019年12月04日(水)15時41分

 12月4日、東京株式市場で日経平均は続落した。米中通商協議に対する不安がより高まったことで前日の米国株式市場が下落したほか、外為市場でドル/円が108円台半ばまで円高に振れたことが嫌気。東京証券取引所で昨年2月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続落した。米中通商協議に対する不安がより高まったことで前日の米国株式市場が下落したほか、外為市場でドル/円が108円台半ばまで円高に振れたことが嫌気され、売り優勢で始まった。その後は、手掛かり材料難から模様眺めとなり、2万3100円台でもみあい。一方、TOPIXはマイナスながらも底堅く推移した。東証1部の売買代金は2兆0673億1100万円で2兆円台を回復した。

3日の米国株式市場ではトランプ大統領やロス商務長官の発言などが嫌気され、3営業日続落となった。円高進行に加え、取引時間中に米下院がウイグル族の扱いを巡り中国高官への制裁を要求する法案を可決したこともネガティブ材料になった。

日経平均は朝方から大きく下げて始まり、下げ幅は一時300円を超えた。一巡後は押し目買いが入って下げ渋った。買い材料に乏しい中、後場は2万3300円台半ばから後半で小動きとなった。

中盤から下げ渋りについては「前場のTOPIXが0.5%超安だったので、日銀が後場に上場投資信託(ETF)買いに入るのではないか。今週は中間配当を再投資に回すのがピークとされているため、押し目買いも入っているだろう」(岡三オンライン証券・チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が聞かれた。

TOPIXは続落となったものの、「日経平均が1%以上値下がりしたのに対して0.2%の下げにとどまり、その点から相場の基調は強い」(国内証券)との見方もあった。

東証33業種では、電気・ガス業など13業種が値上がりし、証券業など20業種が値下がり。個別では、輸出関連株に安い銘柄が目立つ中、トヨタ自動車<7203.T>が堅調なほか、富士通<6702.T>が上場来高値を更新した。

東証1部の騰落数は、値上がり1170銘柄に対し、値下がりが866銘柄、変わらずが121銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      23135.23 -244.58

寄り付き    23186.74

安値/高値   23,044.78─23,203.77

TOPIX<.TOPX>

終値       1703.27 -3.46

寄り付き     1695.73

安値/高値    1,691.15─1,703.33

東証出来高(万株) 108504

東証売買代金(億円) 20673.11

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

コロンビア軍輸送機が離陸直後に墜落、66人死亡・数

ビジネス

NZ中銀、エネルギーショック長期化なら利上げの可能

ワールド

アフリカで船舶燃料補給需要が急増 中東情勢に伴う喜

ビジネス

ヘッジファンド、米国株ショート・欧州株ロング=ゴー
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店員も「なすすべなし」の暴走モード
  • 2
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」した──イスラエル首相
  • 3
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 4
    「胸元を強調しすぎ...」 米セレブ、「目のやり場に…
  • 5
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 6
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 7
    スウェーデン次期女王ヴィクトリア皇太子、陸軍訓練…
  • 8
    「カメラの目の前」で起きた爆発の瞬間...取材中の記…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    「買ったら高いじゃん?」アカデミー賞会場のゴミ箱…
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 6
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 9
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 10
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中