ニュース速報

ビジネス

機関投資家、キャッシュ保有率が13年6月以来の低水準=BAML調査

2019年11月12日(火)20時01分

[ロンドン 12日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BAML)が12日公表した月次の機関投資家調査によると、世界経済に対する楽観的見方を背景に、11月に投資家のキャッシュ保有比率が2013年6月以来の水準に低下した。

11月のキャッシュ保有比率は前月の5.0%から4.2%に低下。ドナルド・トランプ氏が大統領選挙で勝利した2016年11月以来の大幅な低下を記録した。

調査は11月1─7日に世界の機関投資家(運用資産総額5000億ドル以上)を対象に実施した。

世界的なリセッション(景気後退)への不安が後退して楽観的見方が広がり、株式、特に循環株に資金が流入した。

BAMLによると、世界の経済成長に対する楽観度は過去20年間で最も大幅な上昇を見せ、18カ月ぶりの高水準をつけた。

投資家が企業に対して、債務の削減やバランスシートの改善よりも設備投資を増やすことを望むスタンスを示したのは1年ぶりだという。

米中通商協議が合意に近付いているとの期待から、米国株式市場は11月に入り過去最高値を更新し続けている。

投資家は依然、貿易戦争を最大のテールリスクとみなしているが、米中貿易戦争が休戦となれば、株式や循環株へのエクスポージャーを押し上げる可能性があるとみているという。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ベネズエラで中国の「有害な」取引阻止、米エネルギー

ワールド

原油先物は小幅高、米・イランの緊張巡る懸念で

ワールド

米財政赤字、今後10年でさらに拡大 減税・移民減少

ビジネス

アサヒHD、1月のビール類売り上げ11%減 システ
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 5
    一体なぜ? 中国でハリー・ポッターの「あの悪役」が…
  • 6
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 7
    【独自取材】「氷上のシルクロード」を目指す中国、…
  • 8
    あなたの隣に「軍事用ヒト型ロボット」が来る日
  • 9
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 10
    まさに「灯台下暗し」...九州大学の研究チームが「大…
  • 1
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 5
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 6
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 8
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 9
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中