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景気一致指数9月は駆け込み需要で+2.0ポイント、判断「悪化」で維持

2019年11月08日(金)14時54分

 内閣府が8日公表した9月の景気動向指数は、指標となる一致指数が前月比2.0ポイント上昇した。写真は1月、都内で撮影(2018年 ロイター/Issei Kato)

[東京 8日 ロイター] - 内閣府が8日公表した9月の景気動向指数(速報値、2015年=100)は、指標となる一致指数が101.0となり、前月比2.0ポイント上昇した。消費増税前の駆け込み需要による小売販売の急増や、鉱工業生産指数の改善・在庫減少が主因。景気の先行きを判断する先行指数も前月比0.3ポイント上昇。一致、先行指数はともに2カ月ぶりにプラスに転じた。

ただ、同指数から機械的に決める基調判断は「悪化を示している」で据え置いた。

一致指数は、構成する7つの経済指標のうち、商業販売額や投資財出荷指数、鉱工業生産指数、鉱工業用生産財出荷指数など5指標が改善した。自動車や家電などの販売が急増したことや、鉄鋼や非鉄などの出荷増が寄与した。有効求人倍率と耐久消費財出荷指数は一致指数を押し下げた。

先行指数は9指標のうち、最終需要財在庫率指数や鉱工業用生産財在庫率指数、東証株価指数、中小企業売り上げ見通しなど6つの指標が改善した。電機や情報通信(IT)関連の在庫率が低下したほか、株価上昇も寄与した。新規求人数や消費者態度指数、新設住宅着工床面積は先行指数を押し下げた。

*内容を追加して再送しました。

(竹本能文 編集:青山敦子)

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