ニュース速報

ビジネス

米シティグループ、第2四半期利益は予想上回る 個人金融事業が好調

2018年07月14日(土)02時14分

[13日 ロイター] - 米金融大手シティグループが発表した2018年第2・四半期決算は、メキシコや北米、アジアでの個人向け金融事業の好調が寄与し、利益がアナリスト予想を上回った。

他の大手米銀と同様、シティも法人税減税や景気拡大を背景とする借り入れ需要の高まりの恩恵を享受している。

純利益は44億9000万ドルで、前年同期の38億7000万ドルから16%増加。グローバル・コンシューマー・バンキング部門の純利益が14%増加したことが寄与した。継続事業ベースの税引き前利益は5%増加。

1株当たりの利益は1.28ドルから1.63ドルに増加し、トムソンロイターI/B/E/Sが集計したアナリストの平均予想(1.56ドル)を上回った。自社株買い戻しにより、発行済み株式総数が前年比8%減少したことも1株利益を押し上げた。

トランプ政権の法人税減税を受けて、所得税への引当金は3億5100万ドル減少した。

収入は約2%増加し184億7000万ドルとなったが、アナリストの予想(185億1000万ドル)をわずかに下回った。

債券引受による収入は金利上昇を受けて20%減少した。

投資銀行部門は7%減収。債券トレーディング部門が6%減収となる一方、株式取引部門は19%の増収だった。マーケット・証券サービス部門の収入は1%減少した。

前月、ジョン・ガースパッチ最高財務責任者(CFO)は、トレーディング部門の収入について、前年同期並みとの見通しを示していた。

マイケル・コルバット最高経営責任者(CEO)は声明で、決算内容を受けて、昨年に設定した財務目標の達成に引き続き自信を持っていると述べた。

シティの年初来株価は前日までに7.9%下落。この日は午後の取引で約2%安となっている。前日までのKBW銀行株は1%下落となっている。

*内容を追加して再送します。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

透析・手術用の品目、「安定供給図る体制立ち上げた」

ワールド

トランプ氏、NATOへの関与に否定的発言 集団防衛

ワールド

北朝鮮が固体燃料エンジンの地上燃焼実験、金総書記が

ワールド

ウクライナ大統領がUAE・カタール訪問、防衛協力で
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 2
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度を決める重要な要素とは?
  • 3
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のSNS動画が拡散、動物園で一体何が?
  • 4
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 9
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 10
    ウィリアム皇太子が軍服姿で部隊訪問...「前線任務」…
  • 1
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店員も「なすすべなし」の暴走モード
  • 4
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 5
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が…
  • 6
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 7
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 8
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 9
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 10
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中