ニュース速報

ビジネス

米国株式市場は小幅高、米中貿易摩擦巡る懸念が後退

2018年05月15日(火)07時38分

 5月14日、米国株式市場は不安定な値動きとなる中、小幅高で終了。NYSEで撮影(2018年 ロイター/Lucas Jackson)

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米国株式市場は不安定な値動きとなる中、小幅高で終了。ディフェンシブ銘柄が軟調となったものの、米政府の制裁措置によって主力事業が停止に追い込まれている中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)<0763.HK><000063.SZ>について、トランプ米大統領が制裁緩和を示唆したことを受け、米中貿易摩擦を巡る懸念が和らいだ。

トランプ大統領は13日、ZTEの早期の事業再開を支援すると述べた。

ディフェンシブ銘柄は軟調で、公益事業<.SPLRCU>や通信<.SPLRCL>の下げが目立った。不動産<.SPLRCR>も売られた。

一方、ヘルスケア<.SPXHC>は上昇。トランプ大統領はこの日、薬価に関する提案を明らかにした。

石油輸出国機構(OPEC)が世界的な原油の供給過剰は事実上解消したとの見方を示したことを手掛かりに原油価格が上昇したことを受け、エネルギー株<.SPNY>も買いが優勢となった。

ゼロックスは4.3%安。同社は13日、富士フイルムホールディングス<4901.T>との統合合意を解消すると発表した。

米最高裁が、州によるスポーツ賭博の合法化に道を開く判決を下したことを受けてカジノ運営会社などが急伸し、ペン・ナショナル・ゲーミングが4.7%、シーザーズ・エンターテインメントが5.5%、それぞれ上昇した。

ZTEのニュースを好感して光学部品メーカーも上昇。アカシア・コミュニケーションズは8.7%高となった。

防衛関連のレイセオンやロッキード・マーチン、ノースロップ・グラマンは、地政学的緊張緩和の観測を背景に売られた。

メディア大手バイアコムは4.9%安。バイアコムとテレビ局CBSの支配株主シャリ・レッドストーン氏が計画している両社の合併を巡り、CBSが提訴した。CBSは2%高。

ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.12対1の比率で上回った。ナスダックでは1.19対1で値下がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は59億6000万株。直近20営業日の平均は66億5000万株。

ロイター
Copyright (C) 2018 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米軍がホルムズ海峡封鎖へ、イランは交渉に戻る見通し

ワールド

ロシア・ウクライナ復活祭停戦、発効数時間で双方が違

ワールド

米イラン協議決裂、核・ホルムズ海峡で溝埋まらず 停

ワールド

中国、台湾向け観光規制緩和など新措置 野党党首訪中
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    新しいアメリカンドリームは「国外移住」...5人に1人が海外を希望する時代
  • 2
    【銘柄】イラン情勢で「任天堂」が急落 不確実な相場で人気の優良株から売られる落とし穴
  • 3
    健康を守るはずのサプリが癌細胞を助ける? 思いがけない副作用に研究者が警鐘
  • 4
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 5
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 6
    中国が恐れる「経済ドミノ」
  • 7
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 8
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 9
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 10
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 3
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収される...潜水艦の重要ルートで一体何をしていた?
  • 4
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 5
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 6
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 7
    撃墜された米国機から財布やID回収か、イラン側が拡…
  • 8
    停戦合意後もレバノン猛攻を続けるイスラエル、「国…
  • 9
    ポケモンで遊ぶと脳に「専用の領域」ができる? ポ…
  • 10
    中国がイラン戦争一時停戦の裏で大笑い...一時停戦に…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    バリ島沖の要衝で「中国製水中ドローン」が回収され…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 10
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中