ニュース速報

訂正:オーストラリア、ホルムズ海峡の米主導有志連合に参加へ

2019年08月21日(水)16時26分

[シドニー 21日 ロイター] - オーストラリアのモリソン首相は21日、ホルムズ海峡を通過するタンカーや貨物船の安全を確保する米国主導の有志連合に参加すると表明した。

ホルムズ海峡では外国商船の攻撃や英船籍タンカーの拿捕(だほ)などが相次ぎ、国際商品市場がここ数カ月、打撃を受けている。米国はこれらをイランによるものと主張しているが、イランは否定している(訂正)。

モリソン首相は、キャンベラでの記者会見で「こうした安定を乱す行為は同地域におけるオーストラリアの権益に脅威をもたらす」とし、「海外のパートナーと協力して貢献することが国益になると判断した」と説明した。その上で「わが国の貢献は限られた範囲になり、期間も定める」とした。

具体的には、2019年末までに哨戒機P8Aポセイドンを1カ月間派遣し、20年1月から6カ月間フリゲート艦を派遣すると明らかにした。

オーストラリアの参加により、ホルムズ海峡の安全確保に向けた米国主導の取り組みは拡大する。

ペルシャ湾に西側諸国最大の海軍部隊を派遣している米国は、同盟国に有志連合への参加を呼び掛けてきた。

しかし、イランへの制裁に反対する欧州は、地域の緊張が高まることを懸念し、有志連合への参加に消極的な姿勢を示している。

米国は昨年、イラン核合意から離脱し、今年5月には制裁を強化してイラン産原油の全面禁輸措置を発動。イラン当局は「経済戦争」だと非難している。

*英文の訂正により、本文2段落目の「イランによる外国商船の攻撃や英船籍タンカーの拿捕」は米国の主張であり、イランは否定していることを明確にしました。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

MAGAZINE

特集:日本と韓国 悪いのはどちらか

2019-9・24号(9/18発売)

終わりなき争いを続ける日本と韓国── 泥沼の関係に陥った本当の原因と「出口」を考える

人気ランキング

  • 1

    サウジ原油施設攻撃で世界は変わる

  • 2

    韓国航空会社の受難......ウォン安、原油高騰に「ボイコットジャパン」が追い打ち

  • 3

    嘘つき大統領に「汚れ役」首相──中国にも嫌われる韓国

  • 4

    香港対応に見る習近平政権のだらしなさ

  • 5

    【韓国政治データ】文在寅大統領の職業別支持率(201…

  • 6

    韓国のインスタントラーメン消費は世界一、その日本…

  • 7

    文在寅が「タマネギ男」の検察改革に固執する理由

  • 8

    文在寅「超側近」チョ・グクの疑惑がここまで韓国人…

  • 9

    タブーを超えて調査......英国での「極端な近親交配…

  • 10

    「Be Careful to Passage Trains」日本の駅で見つけ…

  • 1

    タブーを超えて調査......英国での「極端な近親交配」の実態が明らかに

  • 2

    消費税ポイント還元の追い風の中、沈没へ向かうキャッシュレス「護送船団」

  • 3

    【韓国政治データ】文在寅大統領の職業別支持率(2019年9月)

  • 4

    韓国のインスタントラーメン消費は世界一、その日本…

  • 5

    嘘つき大統領に「汚れ役」首相──中国にも嫌われる韓国

  • 6

    サウジ原油施設攻撃で世界は変わる

  • 7

    韓国航空会社の受難......ウォン安、原油高騰に「ボ…

  • 8

    「日本はもはや後進国であると認める勇気を持とう」…

  • 9

    思い出として死者のタトゥーを残しませんか

  • 10

    9.11救助犬の英雄たちを忘れない

  • 1

    嘘つき大統領に「汚れ役」首相──中国にも嫌われる韓国

  • 2

    日本はもはや後進国であると認める勇気を持とう

  • 3

    ハワイで旅行者がヒトの脳に寄生する寄生虫にあいついで感染

  • 4

    ヒマラヤ山脈の湖で見つかった何百体もの人骨、謎さ…

  • 5

    2100年に人間の姿はこうなる? 3Dイメージが公開

  • 6

    「TWICEサナに手を出すな!」 日本人排斥が押し寄せる…

  • 7

    「鶏肉を洗わないで」米農務省が警告 その理由は?

  • 8

    韓国で脱北者母子が餓死、文在寅政権に厳しい批判が

  • 9

    「この国は嘘つきの天国」韓国ベストセラー本の刺激…

  • 10

    女性のお腹で次第に成長するしこりは、双子の片割れ…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 資産運用特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!