ニュース速報

イタリア五つ星党首、連立相手の同盟党首に和解協議呼び掛け

2019年07月19日(金)23時59分

[ローマ 19日 ロイター] - イタリアのディマイオ副首相(「五つ星運動」党首)は19日、連立相手の「同盟」の党首であるサルビーニ副首相に和解に向けた協議を呼び掛けた。「五つ星運動」と「同盟」は非難の応酬を繰り広げ、連立政権の存続が危ぶまれている。

ディマイオ氏は国営放送RAI3とのインタビューで、緊張緩和に向けてサルビーニ氏との協議を望むと語った。また連立政権危機説を否定した。

ディマイオ氏は「今日会って話をすることが望ましい」と発言。「政権に問題はない」と述べた。

これに対し、サルビーニ氏は「ディマイオ氏とはもちろん会って話し合う」とする一方、時期については明言しなかった。さらに「われわれの提案に五つ星運動の一部議員らからあからさまな妨害がある」とし、これはディマイオ氏個人ではなく五つ星運動の議員らの問題だと述べた。

5月の欧州議会選では同盟が五つ星運動に圧勝。サルビーニ副首相は事実上の首相のように振る舞い始めており、両副首相の関係は悪化している。

両副首相は欧州委員長人事を巡っても対立。[nL4N24J4X7]

連立政権が危機に陥ったとの観測は18日、サルビーニ氏がマッタレッラ大統領に面会を申し入れたと判明したことから現実味を帯びた。

サルビーニ氏は深夜の現地テレビ番組で、大統領に辞意を表明する考えはないと言明したが、19日付の複数のイタリア紙は、総選挙が今年秋に前倒しされるのではないかとの見方を伝えている。

ディマイオ氏は「成熟した人間は、報道を通じて互いに話をするのではなく、直接会って話をしたほうがよい」と述べた。

*情報を追加します。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

米新規失業保険申請件数は横ばいの21.3万件、労働

ワールド

イラク海域のタンカーで小規模爆発、イランが遠隔操作

ワールド

情報BOX:米・イスラエルのイラン攻撃後の中東にお

ワールド

米ウクライナ、3者協議延期・開催地変更を検討=ゼレ
MAGAZINE
特集:トランプのイラン攻撃
特集:トランプのイラン攻撃
2026年3月10日号(3/ 3発売)

核開発の断念を迫るトランプ政権が攻撃を開始。イランとアメリカの本格戦争は始まるのか?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 2
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られる」衝撃映像にネット騒然
  • 3
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 4
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
  • 5
    「外国人が増え、犯罪は減った」という現実もあるの…
  • 6
    「イランはどこ?」2000人のアメリカ人が指差した場…
  • 7
    「え、履いてない?」モルディブ行きの飛行機で撮影…
  • 8
    「死体を運んでる...」Google Earthで表示される「不…
  • 9
    核合意寸前、米国がイラン攻撃に踏み切った理由
  • 10
    少子化に悩む韓国で出生率回復...昨年過去最大の伸び…
  • 1
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからくりとリスク
  • 2
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビザの壁、会社都合の解雇、帰国後も続く苦境
  • 3
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズった理由
  • 4
    BTS復活...でも、韓国エンタメが「苦境」に陥っている
  • 5
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 6
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 7
    村瀬心椛は「トップでなければおかしい」...スノボの…
  • 8
    「毎日が人生最後の日」だと思って酒を飲む...84歳医…
  • 9
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 10
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中