ニュース速報

米朝首脳が非武装地帯で3回目の会談、核巡る協議再開で合意

2019年06月30日(日)18時47分

[板門店(韓国) 30日 ロイター] - トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は30日、南北の非武装地帯で3回目の首脳会談を行い、核問題を巡る協議再開で合意した。

会談に先立ち両首脳は軍事境界線で面会して握手、トランプ大統領が金委員長と境界線を越えて北側に入り、その後、金委員長が境界線を越えて南側に入った。

現職の米大統領として北朝鮮に足を踏み入れたのは初めてとなる。

南側では韓国の文在寅大統領も加わり、そろって共同警備区域にある自由の家に入り、トランプ大統領と金委員長は非公開の会談を行った。

トランプ大統領は会談後、「非常に良好で力強い会談だった。今後詳細を詰めることで合意した」と指摘。核問題をめぐる協議を進めるための交渉チームを両国で設置するとしたが、合意は急いでいないと述べた。

米朝首脳は2018年6月にシンガポールで、19年2月にベトナムのハノイで会談。ハノイでは、北朝鮮の非核化を巡って物別れに終わっていた。

金委員長はトランプ大統領に笑顔をみせながら会合に臨み、大統領が29日にツイッターで急遽会おうと提案したことについて、「私に会いたいとのメッセージをみたときは驚いた。新しい未来に向けたトランプ大統領の意思の表れだ」と述べた。

金委員長は、トランプ氏が平壌を訪問すれば光栄だとし、トランプ大統領も「境界線を越えたことを光栄に思う。世界にとっても素晴らしい日だ」と応じた。

トランプ大統領は、今後の交渉について「時間は十分ある。(合意を)急がない。きちんとしたい」と述べた。

*内容と写真を追加して再送します。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

英住宅ローン承認件数、2月は3カ月ぶり高水準 今後

ワールド

高市首相、赤沢氏を重要物資安定確保担当相に任命 対

ワールド

銀行の内部信用リスクモデル、ECBが変更の承認迅速

ワールド

訪台の米議員団、立法院に防衛特別予算の早期承認を要
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 2
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度を決める重要な要素とは?
  • 3
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカートニー」を再評価する傑作映画『マン・オン・ザ・ラン』
  • 4
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    【銘柄】東京電力にNTT、JT...物価高とイラン情勢に…
  • 7
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 8
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    カタール首相、偶然のカメラアングルのせいで「魔法…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 4
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 5
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 6
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 9
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 10
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中