トランプの「残酷で危うい国際システム」が始まる
トランプ(左)はプーチンの子分のように見えることも FROM LEFT: YURI GRIPASーPOOLーSIPA USAーREUTERS, GETTY IMAGES
<大国が交渉と駆け引きを行い、国際的なルールなどお構いなしに、小国の運命を勝手に決める時代が始まろうとしている>
3月18日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行ったトランプ米大統領は、さながらプーチンの子分のように見えた。電話会談のテーマは、ロシアが3年前にウクライナに対して始めた戦争の停戦。トランプはウクライナともヨーロッパの同盟国とも相談せずに電話会談に臨んだが、30日間の即時停戦という提案に対してプーチンの同意を引き出すことはできなかった。
トランプ政権は、ロシアが現在占領しているウクライナ領を全て占拠し続けることを容認する一方で、ウクライナには、ロシアによる将来の侵略に対する安全を保証しないという方向で和平合意をまとめようとしてきた。さらにトランプは、ロシアの孤立を終わらせ、国際社会に復帰させたい意向も示している。
今回の電話会談で唯一の成果らしい成果は、ロシアとウクライナの双方が互いのエネルギーインフラ施設への攻撃を停止するという案に、プーチンが同意したことだ。この案には、ウクライナのゼレンスキー大統領も同意した。
しかし、これもウクライナよりロシアの利に働く可能性がある。最近、ウクライナはロシアのエネルギーインフラ施設への攻撃で大きな成果を上げていたからだ。それに、いずれにせよ、双方ともエネルギーインフラ施設への攻撃をやめていない。
ガザ恒久和平の実現には長期間の忍耐が必要......トランプの性格的にできるのか? 2025.10.15
カーク暗殺の直後から「極左」批判...トランプ政権が完全無視した「都合の悪い真実」とは? 2025.09.29
「会議は踊る、されど進まず」......アラスカの茶番劇でアメリカが失ったもの 2025.08.26
プーチンにコケにされた! トランプの自己愛がウクライナの助け舟になる皮肉 2025.07.26
名古屋が中国からのフェンタニル密輸の中継拠点に? アメリカが日本に向ける厳しい目 2025.07.08
戦術で勝って戦略で負ける......イスラエル軍事作戦の勝因と限界 2025.06.28
次期アメリカ大統領選でユダヤ系大統領は誕生するのか? 2025.06.14
-
外資金融機関での施設警備員/社会保険完備/経験者歓迎/簡単な作業/年齢不問/未経験
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 月給35万円~37万円
- 正社員
-
外資金融機関での施設警備/高時給/シフト制/未経験/経験者/深夜はたらく・夜勤
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 月給35万円~37万円
- 正社員
-
外資金融機関での施設警備員年収472万可能/夜勤あり/高収入/丁寧な研修あり/賞与支給/経験スタッフ
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 年収442万4,000円~472万円
- 正社員
-
外資金融機関での施設警備年収472万可能/高時給/経験者OK/交通費規定支給/経験スタッフ/簡単な作業
株式会社G4S Secure Solutions Japan
- 東京都
- 年収442万4,000円~472万円
- 正社員






