■kakaobankのメリットをアピールしたCF 카카오뱅크 / YouTube
kakaobankは、アプリが単純で直観的に使いやすいことも評判がいい。その理由は韓国の国民的人気メッセンジャーアプリKakaoTalkをベースにしているからだ。人口5000万人の韓国で約4000万人がこのアプリを使っている。KakaoTalk上で友達登録してある人同士なら、kakaobank経由で24時間リアルタイム、しかも手数料なしで送金ができるので、割り勘やお祝い金を送金する時に便利である。KakaoTalkのID宛てにお金を送金すると受取人にメッセージが届き、そのメッセージを見て口座情報を登録すればお金が振り込まれる仕組みだ。

韓国では年長者が支払いをする、友達同士だと順番でおごることが多かったが、最近は割り勘文化が定着したため、現金の持ち合わせがなくてもその場で手数料なしで割り勘ができるのは助かる。お祝い金をあげたいけど口座番号を聞くのは気が引ける、というときも便利だ。

日本の銀行は他行宛てに15時以降に振り込むと、相手の口座には翌日お金が振り込まれるところが多いが、韓国は全銀行が24時間いつ振り込んでもすぐ相手の口座にお金が入る。ただし、一般の銀行だと相手の口座番号または携帯電話番号を知らないと送金できない。手数料がかかる場合もある。ところがkakaobankは相手のKakaoTalkのIDさえ知っていれば無料で送金できるという違いがある。

韓国のインターネットバンキング、モバイルバンキング、ネット決済は、独自のセキュリティプログラムをインストールし、公認認証書と呼ばれるネット上の本人確認プログラムを経由しないと取引ができないようになっている。これがとても手続きが面倒で、さらに韓国語以外のOSをインストールしたパソコンや海外からアクセスするとうまく利用できない時もある。複雑な認証を経由したからといって特別安全なわけでもなく、インターネットバンキングやモバイルバンキングのハッキング事件は後を絶たない。

kakaobankが韓国の金融を変える