[ローマ 12日 ロイター] - イタリアのジェンティローニ次期首相は12日、マッタレッラ大統領に閣僚名簿を提出し、レンツィ政権の大半の閣僚を留任させた。金融市場の不安を払しょくする狙いがある。

レンツィ氏は国民投票で自身の推進する改憲が否決されたことを受けて辞意を表明していた。ただレンツィ前政権を支持していた中道右派の小政党がジェンティローニ次期政権を支持しない可能性があるとしており、議会過半数を確保できるかは不透明な情勢。

ジェンティローニ次期首相は大統領から任命を受けてから1日で組閣を実施。記者団に対し、「出来る限り早期の政権誕生を目指し最善を尽くした」と述べた。

レンツィ政権の政策をほぼ踏襲するとし、欧州連合(EU)に対して一段と成長を重視するよう求めた。

経営危機に陥っている国内大手銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)<BMPS.MI>問題の監督にあたっていたパドアン経済・財務相は続投する。

ジェンティローニ氏が務めていた外相ポストには、アルファノ内相が横滑りする。その他、司法、国防、工業など主要閣僚ポストは据え置いた。

ジェンティローニ内閣が正式に発足するには、今週実施される上下両院の信任投票で支持される必要がある。

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