[ウィーン 12日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中銀総裁は12日、イタリアの大手銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテ・パスキ)について、救済方法の決定を先送りする必要はないとの見解を示し、資本増強の期限延長要請をECBが拒否したことを認めた。
総裁は記者会見で「物事をあまり長く先送りするのは好ましくないという感覚が全体としてある」と述べた。
その上で、期限までに資本増強を完了できなかった場合、法律上の選択肢を検討し、モンテ・パスキの規模を踏まえ慎重に手続きを進めなければならないとした。
モンテ・パスキの救済をめぐり、イタリア政府は市場での解決を望んでいるが、経済財務省筋は12日、市場での資本調達が仮に失敗すれば政府が予防的措置として資本注入を行うと言明した。