[セントルイス 28日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁は28日、弱い成長や先進国の労働力高齢化、生産性の低い伸びを背景に、金利が向こう数年間、低水準で推移する可能性を指摘した。

連邦準備理事会(FRB)のインフレ目標達成は容易でないとの見通しも示した。

総裁は地域銀行業界の会合向け講演原稿で「低金利環境は単に米国だけの現象や、FRBの政策による状況でない」と指摘。「むしろ、経済の基礎的条件に基づく世界的な現象だ」と述べた。

米インフレ率が2%を超えるリスクは低く、到達する可能性も小さいとの認識を示した。

金融政策は、非常に緩やかなペースで正常化する見通しとし、銀行関係者は低金利の「新常態(ニューノーマル)」に備え、慎重な計画が必要となる可能性があると訴えた。

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