<外為市場>
午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の102円前半。株価の上昇に連れ高となる場面はあったものの、目立った材料がない中、総じて方向感なく推移した。
<株式市場>
東京株式市場で日経平均は小幅に続伸した。英国の欧州連合(EU)離脱を受けた欧米市場の動揺を引き継ぐ形で序盤は売りが先行。節目の1万5000円を割れた後に先物への買い戻しが入り切り返した。内需・ディフェンシブ関連が優位の展開。一方、トヨタ<7203.T>が一時4%超安となるなど、自動車・電機の大型株に対する売りは継続した。
東証1部騰落数は、値上がり1000銘柄に対し、値下がりが835銘柄、変わらずが120銘柄だった。
<短期金融市場> 17時34分現在
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.062%になった。資金の取り手は限られている。ユーロ円3カ月金利先物は横ばい圏。日銀オファーした8日物の米ドル資金供給オペの結果は、応札額14億7500万ドルで全額落札された。応札額が膨らんだことについて、マーケットでは、通常の期越えニーズに加え、英国のEU離脱の影響により邦銀のドル調達コストが上昇基調にありドル不足を意識した応札がみられたとの指摘があった。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートはマイナス0.084%とマイナス幅を拡大。TIBOR(東京銀行間取引金利)3月物は0.059%と低下。3カ月物の国庫短期証券(616回)は強含み。
<円債市場>
長期国債先物は大幅反発。27日の海外市場で英国の欧州連合(EU)離脱決定の影響が続き、リスク回避の流れが強まったことを材料視して、短期筋からの買いが優勢になった。後場も上昇幅を拡大して一時152円95銭と過去最高値を更新した。
現物債は軒並み金利が低下。超長期ゾーン利回りの低下スピードは速く、20年債、30年債、40年債各利回りは過去最低を付けた。年金勢や生保などの一角が買い進んだとの観測が出ていた。2年債利回りも入札を無難にこなすと、金利が低下基調となり過去最低を更新した。海外勢や国内銀行勢の需要とみられている。イールドカーブはブル・フラット化の形状。10年最長期国債利回り(長期金利)は同3bp低下のマイナス0.230%と過去最低を更新した。