[ロンドン 23日 ロイター] - マークイットが発表した6月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、製造業とサービス業を合わせた総合指数が52.8となり、1年5カ月ぶりの低水準だった。前月の53.1から低下し、予想の53.0も下回った。第2・四半期の成長鈍化を示唆する内容となった。

製造業は好調だったが、サービス業の大幅な減速は補えなかった。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「世界経済が一定の支援要因になっているが、フランスやユーロ圏の政治的な不透明感が相殺している」との見方を示した。フランスでは3月上旬以降、労働改革をめぐる労組のストが頻発しており、ユーロ圏には入っていない英国の国民投票も、ユーロ圏の経済に影を落としている。

サービス部門PMI速報値は、52.4となり、前月の53.3から低下した。ロイター調査による最も低い予想水準にも届かなかった。

一方、製造業PMIは52.6で、前月の51.5から上昇し6カ月ぶり高水準をつけたほか、ロイター調査のすべての予想を上回った。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。