[ウィーン 2日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)の2日の総会で、次期事務局長に任命されることが全会一致で決まったナイジェリアのモハメド・バーキンド氏は会合後、次期事務局長の任命はOPECに結束を強める意思があることの表れだと述べ、就任後は状況の打開に努める方針を示した。

2日のOPEC総会は生産枠の変更で合意できなかったものの、バドリ事務局長の後任にバーキンド氏を任命することでは意見が一致した。

バーキンド氏は2006年にOPEC事務局長代理を務め、2009─2010年にナイジェリア石油公社総裁を務めた。

同氏は会合後、記者団に対し「OPECが長年の議論の末、きょうの総会で次期事務局長を任命したことは、市場だけでなく、国際社会にとっても、OPECの結束がより強まるとの前向きなシグナルといえる。事務局長として状況を打開する覚悟だ」と語った。

OPECは2012年以降、バドリ事務局長の後任選びを進めてきたが、昨年12月にバドリ氏の任期満了を迎えても結論が出ず、バドリ氏は今年6月末までを任期として事務局長代理で職務を遂行している。

事務局長の交代は約10年ぶり。バーキンド氏は8月1日に事務局長に就任し、任期は3年間となる。

同氏はOPECの生産枠調整政策の運営について満足しているかとの問いには、改善の余地があると答え、「時期が来れば、この問題についてじっくり話し合えるだろう」と語った。

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