[東京 27日 ロイター] - 金融庁は27日、金融ビジネスとITを融合した「フィンテック」の分野でベンチャー企業の登場と育成を促すため、新たな有識者会議を立ち上げると発表した。欧米諸外国に後れをとっているとの問題意識のもと、世界展開を目指す新興企業が出てきやすい環境づくりなどをテーマに議論する。提言をまとめ、必要に応じて金融審議会(首相の諮問機関)で関連法の改正を検討する。

有識者会議は、福田慎一・東京大学大学院経済学研究科教授を座長に5月16日に初会合を開く。委員には、米ユニオン・バンクの頭取経験もある田中正明・三菱東京UFJ銀行上級顧問や、米国在住の伊藤穣一・マサチューセッツ工科大学(MIT)メディア・ラボ所長、金子恭規スカイライン・ベンチャーズ社代表といった、フィンテック・ベンチャーが台頭している米国の情勢に詳しい有識者などを起用した。

(和田崇彦)

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