6月21日に28歳になった英王室のウィリアム王子。誕生日を機に現在交際中のケイト・ミドルトンとの婚約が発表されるのではないかと注目が集まっていたが、結果は空ぶりに終わった。
5年ほど前、ウィリアム王子は「結婚は28歳になってから、あるいは30歳くらい」と語っていたうえ、今年4月上旬には故ダイアナ元妃の伝記を手がけた編集者ティナ・ブラウンが「宮殿の日程表がなぜか空白になっている6月3~4日に婚約発表、11月に挙式」という予測を自身のブログに書いたことから、6月の動向が注視されていた。
しかし6月3~4日は何事もなく過ぎ去り、先週は弟のヘンリー王子と一緒にサッカーW杯開催中の南アフリカやボツワナを訪問。誕生日の21日当日も、ウィリアム王子は英中部ショーベリーの空軍基地に戻り、いつも通りの訓練の1日を過ごした(現在、捜索救難ヘリコプターの操縦士になる訓練中)。
まだ身を固める気分じゃないのか、単に優柔不断なのか。いずれにせよ、その点は父親のチャールズ皇太子とは大違いだ。故ダイアナ元妃とは80年7月に付き合い始め、翌年2月24日に結婚を発表、同年7月29日に「世紀の結婚式」を行った。しかしその後の顛末を考えると、ウィリアム王子が結婚に及び腰だとしても無理はない。父親のきょうだいのうち、離婚歴がないのは叔父のエドワード王子だけとなるとなおさらだ。
一部では、2013年まで結婚しないという予測もある。来年はエリザベス女王の夫フィリップ公が90歳を迎え、12年にはエリザベス女王の即位60周年とロンドン五輪が控えているので王室は公務で大忙し。ウィリアム王子本人も、今秋からは救難活動などの軍務を本格化する予定で、任務が終了するのは2013年の春だ。その後に結婚したとしても、ウィリアム王子もミドルトンも31歳で、チャールズ皇太子が結婚した年(32歳)より若いことを考えると、十分あり得る選択肢だ。
――編集部・佐伯直美