[シンガポール 25日 ロイター] - シンガポール通産省が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)改定値は、季節調整済みで前期比年率1.9%増となった。サービス部門が堅調となり、伸び率は速報値の0.1%を大きく上回った。市場予想は前期比年率横ばいだった。
サービス部門が3.5%増。卸売・小売業が伸びた。半面、製造部門は4.6%減。
また、第2・四半期のGDPは2.6%減に改定された。
通産省は声明で「製造部門は引き続き低迷すると見込まれる一方、卸売業や融資・保険業といったセクターは緩やかな成長が続きそうだ」とした。
同省は、今年通年の経済成長率見通しを従来の2.0─2.5%から「2.0%近く」に修正した。世界経済のさえない回復状況が国内製造業界の重しとなっている。
今年通年の経済成長率が実際にこの水準となれば、世界的な金融危機で0.6%のマイナス成長となった2009年以来の低成長となる。
2016年の経済成長率について同省は1.0─3.0%を見込む。
第3・四半期のシンガポールGDP改定値は、前年比では1.9%増で、市場予想(1.4%増)を上回った。