[19日 ロイター] - <為替> ドルが反落。米連邦準備理事会(FRB)による12月利上げ観測の高まりを受けて4営業日連続で上昇していたが、この日は利益確定売りでほぼ全面安の展開となった。
ユーロ/ドル<EUR=>は1.07ドル台を回復。ドル/円<JPY=>は終盤0.7%安の122.82円。日銀が政策変更を行わなかったことで、円が買われた。
<債券> 長期ゾーンの利回りが約2週間ぶりの水準に低下し、イールドカーブがフラット化した。朝方発表された新規失業保険の週間申請件数が減少し、米連邦準備理事会(FRB)が12月に利上げに踏み切るとの見方を支えた。
30年債<US30YT=RR>と5年債<US5YT=RR>の利回り格差は、8月以来の水準まで縮小した。
午後に実施された130億ドルの10年物インフレ指数連動債(TIPS)リオープン入札は、最高落札利回りが0.664%と、2011年5月以来の高水準となった。
<株式> 小反落。ヘルスケア銘柄が売られ、インテル<INTC.O>などのハイテク株の上昇を打ち消した。
利益予想を下方修正した医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループ<UNH.N>は5.6%。同業のアンセム<ANTM.N>とエトナ<AET.N>はいずれも6%超売られた。
製薬大手ファイザー<PFE.N>は3.1%安。アイルランドの同業アラガン<AGN.N>の買収に向けた交渉を進めており、本社のアイルランド移転が最終段階と報じられたことが材料視された。アラガンは2.8%下落した。
年間配当を引き上げた半導体インテル<INTC.O>は3.4%高。アップル<AAPL.O>は1.3%値上がりした。
この日、新規株式公開(IPO)したモバイル決済サービスのスクウェア<SQ.N>は45.2%急騰。オンラインデートアプリのティンダーを傘下に持つマッチ・グループ<MTCH.O>も上場初日に22.8%の大幅高となった。
<金先物> 続伸。ドル高による割安感などを背景に買いが優勢となり、一時1086.60ドルまで上昇した。 米感謝祭(26日)に伴う休場を控えて、ショートカバーが入ったとの見方もあった。
<米原油先物> 反落。ドルが対ユーロで買われたことから一時40ドル台の水準を割り込み、39.89ドルまで値を下げた。その後、ドル・ユーロ相場が反転したこともあり、徐々に下げ幅を縮小した。ただ前日公表の米エネルギー情報局(EIA)週報を受けた供給過剰懸念が圧迫した。