[ロンドン 9日 ロイター] - 英産業連盟(CBI)は9日、2015年と2016年の英国内総生産(GDP)伸び率見通しを従来予想から下方修正した。内需は底堅いものの、新興市場の減速による影響のほうが大きい、との判断を示した。
最新のGDP伸び率見通しは、2015年が2.4%、2016年が2.6%。ともに8月予想から0.2%ポイント下方修正となった。
CBIのクリッドランド事務局長は「ポンド高で輸出競争力が損なわれるなか、製造業を取り巻く環境は、厳しさを増している」と指摘。
その上で「国内要因は力強く、全体的に見ると、英国は安定的かつ、しっかりした経済成長の段階にある」との見方を示した。
CBIは9日、年次総会を開く。事務局長は政府に対して、企業のイノベーションへの支出を予算削減の対象外とするよう要請するほか、英金融業を欧州連合(EU)の過剰な規制から守るよう求める見通し。