[東京 29日 ロイター] - 政府は29日、鹿児島県屋久島町の口永良部島での噴火を受け、赤澤亮正内閣府副大臣をトップとする政府調査団を派遣することを決めた。海上保安庁の巡視船や町営フェリーが島へ向かっており、接岸が可能であれば住民を近くの屋久島まで避難させる。

内閣府によると、23日時点の島内滞在者は141人。このうち、5人は島外から訪れた学生とみられるが、出身地や年齢など詳細は分かっていない。菅官房長官は、午前10時35分現在、人的被害の報告はないと発表した。

また、火砕流が海岸まで押し寄せたが、集落のある方向に向かって発生したとの情報はないという。鹿児島県は、住民のヘリによる避難も念頭に、自衛隊に災害派遣要請を行った。

山谷えり子防災担当相は同日午前に開かれた関係省庁災害対策会議で、「住民の避難を安全、迅速に実施するよう、関係機関において万全の態勢で対応してほしい」と述べた。政府は引き続き情報収集を行い、午後にも再度、対策会議を開く予定。

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(梅川崇 編集:野村宏之)

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