[20日 ロイター] - <為替> ドルが買われ、対円で2カ月ぶり、対ユーロで3週間ぶりの高値をつけた。ドル/円<JPY=EBS>は0.48%高の121.27%近辺で推移している。市場では午後に発表される4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目が集まっている。
外為市場:[USD/J]
<ロンドン株式市場> 続伸し、先月につけた過去最高値に迫った。主な銀行株が買われたほか、合併・買収(M&A)期待が広がった通信大手ボーダフォン<VOD.L>が値を上げた。
銀行大手のバークレイズ<BARC.L>は3.4%、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>は1.8%の値上がり。為替相場の不正操作問題で刑事責任を認め、罰金の支払いに合意したことで、先行き不透明感が払しょくされ、買い安心感が広がった。米司法省はこの日、両行を含む大手6行に対して金融当局が60億ドル近くの制裁金を科したと発表した。
ボーダフォンは5.4%高。欧州でケーブルテレビ事業などを展開する米リバティ・グローバル<LBTYA.O>のジョン・マローン最高経営責任者(CEO)が両社の合併について「最高の相性だ」と発言し、長い間続いていたM&A観測に再び火が付いた。
ロンドン株式市場:[.LJP]
<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。合併・買収(M&A)期待で通信関連株が買われ全体水準を押し上げた。
FTSEユーロファースト300指数<.FTEU3>は7.60ポイント(0.47%)高の1613.60。DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は12.96ポイント(0.35%)高の3683.48だった。
フランスの通信会社アルティス<ATCE.AS>は11.6%の急騰。米国市場進出に向けて米ケーブルテレビ(CATV)会社サドンリンク・コミュニケーションズを91億ドルで買収すると発表した。 証券会社アビエート・グローバルのゲーリー・ポーリン氏は「リスクがないわけではないが、潜在的価値が非常に高い」と分析する。クレディ・スイスも、アルティスの米国市場進出にあたって、このM&Aがアルティスの資産運用力を強化するとした。
スイスの金融大手UBS<UBSN.VX>は3.2%高。米当局に為替不正操作などの罪で罰金計5億4500万ドルを払うことで合意した。懸念事項が片付いたことで買い安心感が広がった。
欧州株式市場:[.FJ]
<ユーロ圏債券> 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨発表を控え、大半のユーロ圏国債の利回りが当初の下げから上昇に転じた。
終盤の取引で独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは1.2ベーシスポイント(bp)上昇の0.63%。一時は0.57%まで低下していた。
他のユーロ圏国債の利回りは2─3bpの上昇となっている。
ギリシャ国債利回りも上昇。市場では、ECBがギリシャの銀行に対する緊急流動性支援(ELA)枠を縮小するかに注目が集まっている。
ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]