[ニューヨーク 18日 ロイター] - 18日のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して幅広く上昇した。数週間続いた下落で割安感の増したドルは、米債券利回上昇に伴って買われた。
米10年債利回り<US10YT=RR>は2.23%に上昇した。あるアナリストによれば市場は薄いため取引はしにくく、流動性は日増しに悪くなっているという。
ユーロ/ドル<EUR=EBS>は1.30%安の1.1295ドルまで売られ、1日の下げ幅としては3月中旬以来最大となった。ユーロ/ドルはこの1カ月9%近く上昇していた。
BNPパリバ(ニューヨーク)の通貨ストラテジスト、バシリ・セレブリアコフ氏は「ユーロ/ドルが1.14ドル台に上昇し、売る側にはより魅力的なレベルとなった。それはきょう見られるユーロ売り圧力を説明する一つかもしれない」との見方を示した。
セレブリアコフ氏は「ドルはまだ強いだろうというのが我々の見方だ。ただドルを再び買い持ちにするのは少し時期尚早かもしれない。まだ直接的なきっかけがない。結局市場参加者が取引を再開するのに必要なのは経済指標だろうし、5月分の米雇用統計待ちといったところだろう」と述べている。
一方、クレディ・アグリコル(ロンドン)の欧州外為戦略部門責任者、アダム・マイヤーズ氏は「米連邦準備理事会(FRB)が今年利上げしないとの見方は多いが、私は米経済指標が改善して、利上げが行われると引き続き考えている」と指摘した。
ドル/円<JPY=EBS>は0.63%高の120.01円に上昇、終盤もその水準で取引されている。
またニュージーランド/米ドル<NZD=D4>は、1.23%安の0.7380ドルまで売られた。ニュージーランド政府が17日に居住不動産の2年以内の売却益に対する課税を最大33%まで上げると発表し、利下げの思惑が広がった。
ドル/円 終値 119.97/99
始値 119.37/40
前営業日終値 119.37/40
ユーロ/ドル 終値 1.1313/15
始値 1.1445/50
前営業日終値 1.1445/50
*内容を追加します。