[東京 13日 ロイター] - 日銀が13日に発表した4月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は489兆0103億円となり、前年に比べて2.6%増加した。伸び率は3月と同水準で、42カ月連続で増加が続いている。
日銀によると、4月も引き続きM&A(合併・買収)やREIT(不動産投資信託)向けなど大口の貸出が見られているほか、住宅・アパートローンを含む不動産向け融資も残高増に寄与。中堅・中小企業向けなどへの広がりも続いている。
業態別では、都銀が同1.6%増と前月の同1.5%増から伸び率を小幅高める一方、地銀は同3.8%増と同3.9%増から伸び率が小幅縮小。信金は同1.9%増で、同1.7%増から伸び率が拡大した。
4月の預金平残は、都銀と地銀・第2地銀の合計で631兆6607億円となり、同4.0%増加した。特に都銀は同5.0%増と前月の同4.7%増から伸び率が拡大しており、法人向け貸出の増加を反映しているほか、個人預金では株価が上昇基調にある中で利益確定売りなど株式売却資金が預金に滞留している可能性もあるという。
(伊藤純夫)