<外為市場>
午後5時のドル/円 <JPY=EBS> は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の119円後半。午前は日経平均株価が下げ幅を拡大するなどリスクオフの流れの中でドル/円も下げ足を速めた。午後にかけて戻りが鈍く、119円半ばでもみ合っていたが、自民党の山本幸三衆議院議員の発言が海外勢に伝わるとショートカバーを誘い、一時120円台を回復した。
<株式市場>
東京株式市場で日経平均は続落した。前日の米国株安に加え、寄り付き前に発表された3月の日銀短観が市場予想を下回ったことが重しとなり、前日比で一時279円安。3月12日以来、約3週間ぶりに1万9000円を割れる場面があった。名実ともに新年度入りとなり国内機関投資家からの期初の益出し売りも観測されたが、下値圏は押し目買いの動きもみられた。
東証1部騰落数は、値上がり415銘柄に対し、値下がりが1353銘柄、変わらずが108銘柄だった。
<短期金融市場> 17時45分現在
無担保コール翌日物金利の加重平均レートは、速報ベースで0.056%になった。
前日(0.015%)に比べて上昇した。ただ、期末でレート急低下した前日の弱地合いを引きずり、通常時の水準(0.06%前半)を下回って推移。信託・地銀を主な取り手に、0.05─0.055%を中心に取引された。
ユーロ円3カ月物金利先物は閑散小動き。国庫短期証券は薄商いだったが、新発3カ月物は業者間取引で0.005%と出合ったとの見方がある。日本証券業協会が公表した1日の「東京レポ・レート」で、4月2日スタートのGC翌日物レートは0.026%と前日(0.034%)に比べて低下。期初で金融機関の資金調達需要が後退した。
<円債市場>
国債先物中心限月6月限は前日比24銭高の147円46銭と反発して引けた。朝方は、期初の利益確定売りや2日の10年債入札への警戒感から売りが先行したが、3月日銀短観が弱い景気回復力を反映した内容になると上昇に転じた。日経平均が一時前日比250円超の値下がりとなるなど株大幅安に加えて、日銀買い入れによる需給引き締まりが意識されたことで上げ幅を広げた。
現物市場は中長期ゾーンを中心に堅調。朝方は長期ゾーンに国内勢から期初の利益確定売りが持ち込まれたが、株価が下げ足を速めると中長期ゾーンに買いが入った。また、2日に入札を控える10年債は、品薄感を背景に一部短期筋が買い戻しを入れたもよう。10年最長期国債利回り(長期金利)は一時2.5bp低い0.370%に低下した。
日銀が3月31日に発表した4月国債買い入れ方針で、一部に期待があった買い入れ増額が見送られた超長期ゾーンは上値の重さが目立ったが、午後にかけて買いが入った。