[18日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨に対して上昇した。午後に発表される1月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、米国が今年半ばまでに利上げすることを示唆するとの見方が広がり、米長期金利の指標となる10年債利回り<US10YT=RR>が約1カ月半ぶりの高水準となる2.16%をつけた。長期金利の上昇は米国への投資流入につながることから、ドル買いを促した。
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数<.FTSE>が0.05ポイント(0.00%)安の6898.08と、ほぼ横ばいで取引を終えた。一時は2000年1月以来約15年ぶりの高値となる6921.32をつけ、99年12月に記録した取引時間中の過去最高値まで、あと0.4%に迫る場面もあった。
ギリシャ債務交渉に合意の可能性が出てきたことが好感されたものの、ウクライナ停戦合意の破綻が懸念され、相場の重しとなった。
ギリシャが融資延長を申請すると決めたことから、金融株が買われた。一方で、ウクライナ紛争をめぐる欧米の経済制裁下にあるロシアと取引が多いコカコーラ・ヘレニック<CCH.L>は3.1%下落した。昨年第4・四半期の純利益が11.4%減ったことが嫌気された。
<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。ギリシャの債務交渉の合意期待が、市場心理を支えた。
FTSEユーロファースト300指数<.FTEU3>は11.04ポイント(0.73%)高の1515.90と、2008年初め以来約7年ぶりの高値水準で取引を終えた。DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は27.36(0.80%)高の3465.80だった。
ギリシャは19日にユーロ圏に対して最大6カ月間の融資延長を申請する。交渉はまだ合意に至っていないが、ギリシャは時間を稼げるとの見方から、同国の主要株価指数<.ATG>は1.06%、銀行株指数<.FTABNK>は5.65%上昇した。個別銘柄ではピレウス銀行
<ユーロ圏債券> ギリシャを含む低格付け国の国債利回りが低下した。ギリシャが国際債権団との支援協議で合意するとの期待が追い風となった。また欧州中央銀行(ECB)がギリシャ銀に対する緊急流動性支援(ELA)を承認するとの見方も支援した。
ギリシャ政府の報道官は、融資延長を申請する意向を確認した。ただ融資と支援プログラムは異なるとの立場を示している。
ギリシャ10年債<GR10YT=TWEB>利回りは22ベーシスポイント(bp)低下の10.40%。3年債利回りは1%ポイント超低下の17.66%となった。