[東京 13日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の118円半ばだった。午前は119円ちょうどを挟んで方向感が出なかったが、午後1時前に発表された5年債入札が不調だったことを受け、リスク回避姿勢が強まった。
きょうは実質的な五・十日にあたり、輸入企業のドル買い/円売りが入りやすく、一時119.16円まで上昇したが、仲値通過後は支えがなくなり失速。午前10時半ころから正午にかけ、118.80─90円台で小動きが続いた。
前日の米小売売上高が弱い数字だったことが嫌気されたほか、週末の調整に押されやすい面もあり、ドルは上値の重さが意識された。財務省が午後0時45分に発表した5年債の入札結果が低調だったことを受け、リスク回避ムードが強まると、一時118.41円まで下落した。
市場では、来週月曜日は米国が休場ということもあり、週末の調整主体の動きが意識されていた。「米連休を控え、ポジションはクローズの方向になりそうだ」(邦銀)との指摘も出ており、午後3時にかけては118円半ばで戻りが鈍かった。
前日の夕方、日銀内部で追加緩和は逆効果との声が出ているとする報道で、ドルが急落する場面があった。ドル/円は、ロングポジションが積み上がっていたこともあって売りが拡大したもよう。市場では「120円に乗った時はレンジを抜けたと確信したが、観測記事にあっという間にもっていかれるくらいの腰の入ってない資金だった」(邦銀)との声が出ていた。
<ユーロは徐々に下値切り上げ「打たれ強い」の声>
ユーロ/ドルは一時1.1440ドルまで上昇し、2月6日以来、1週間ぶりの高値をつけた。欧州中央銀行(ECB)が1月に国債買い入れ型の量的緩和(QE)を決定した後、ユーロは一時1.1098ドルまで売り込まれたが、その後は徐々に下値を切り上げてきており「打たれ強くなってきている」(国内金融機関)との声が出ている。
ECBの政策関連で材料出尽くし感が強い上、ユーロ売り/ドル買いのポジションが積み上がっており、弱い経済指標に対して値を下げにくくなってきたことが意識されている。きょうはユーロ圏やドイツの10─12月GDPが発表される予定。
ドル/円<JPY=> ユーロ/ドル<EUR=> ユーロ/円<EURJPY=>
午後3時現在 118.48/50 1.1437/41 135.52/56
正午現在 118.94/96 1.1395/99 135.54/58
午前9時現在 118.92/94 1.1402/06 135.60/64
NY午後5時 119.04/07 1.1401/06 135.81/85