欧州連合(EU)欧州委員会は26日、米実業家イーロン・マスク氏率いるXの人工知能(AI)チャットボット「Grok」による性的な画像生成を巡り、デジタルサービス法(DSA)に基づく調査を開始したと発表した。
欧州委のビルクネン上級副委員長(デジタル政策担当)は「女性や子どもを対象とする合意のない性的ディープフェイクは、暴力的で容認できない屈辱の形態だ」と指摘し、「今回の調査で、XがDSAに基づく法的義務を果たしたのか、それとも女性や子どもを含む欧州市民の権利を自社のサービスの付随的損害として扱ったのかを判断することになる」と述べた。
Xは、ユーザーの画像編集を制限したなどと表明した1月14日の声明に言及した。欧州委はまた、2023年12月に開始した、いわゆるレコメンデーションシステムに関連したXに対する調査を延長し、最近発表されたGrokベースのシステムへの切り替えの影響を含め、レコメンデーションシステムに関連する全てのシステムリスクを適切に評価し、軽減したかを検証する方針だ。
[ロイター]

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