――「負け犬」であるベンのどこに魅力を感じた?

ベンという人物像が素晴らしいのは、スーパーヒーローではないからだ。彼は労働階級の普通の男だ。圧倒的に不利な状況で戦う普通の人間に、僕は心を引かれる。そういうヒーローが好きだ。この映画の枠組みが機能している理由は、そこにあると思う。

──本作のどこに共感する?

不気味なほど既視感のある世界を描いている。予備知識なしに気楽に楽しめるけれど、見終わった後、現実の世界について、自分と世界の関わりについて考えさせられる。

──今シーズンの映画では、本作のあなたと『ルーフマン』のチャニング・テイタムのヌードシーンが最も強烈だ。

あのチャニング・テイタムとヌード対決はしたくないよね。それだけは言える。

──絶好調のキャリアについてどう感じている?

8歳とか10歳の頃に自宅の裏庭でやっていた特撮ごっこやスタントのまね事を、最高の映画監督の1人と一緒に現実にできるというのは、ものすごくシュールだ。はっきり意識しているってことは、言っておきたい。どれほどものすごい体験をしているか、自分でも分かっているよ。

【関連記事】
「次世代のトム・クルーズ」と話題のイケメン俳優、大スターの教訓は「難しそうに演じろ」?
FRBパウエル議長が格差拡大に警鐘..米国で鮮明になる「K字型経済」
笑って泣ける露出度高めのラブコメ『恋するプリテンダー』が日本に上陸、世界的大ヒットの理由を監督に聞く

ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます