<ウクライナがフランス製ラファール100機の取得で合意し、各国からの最新鋭機供与も加速している。とはいえ、それが戦況を一気に覆す「特効薬」となるかは別だ――>
ウクライナは11月17日、フランスから仏製新世代戦闘機ラファールを100機購入することで合意した。パリを訪問したゼレンスキー大統領がマクロン仏大統領と共に覚書に署名。ゼレンスキーは「歴史的な取引」と称賛した。
ウクライナは既にフランスからミラージュ2000戦闘機を提供され、複数の国から米国製F16戦闘機も調達。スウェーデン製戦闘機グリペンを入手する予定もある。
とはいえ、最先端戦闘機の大量調達がウクライナにとって特効薬になるとは限らない。各戦闘機のパイロット訓練には時間がかかり、実際に運用できるのは当分先になる。ラファールはロシア機に対抗できる能力を備えているが、戦力への貢献度は訓練の進展と人員の数に大きく左右される。
それでも戦闘機調達はロシアに対して強力なメッセージになると、ウクライナ議会外交委員会のメレシュコ委員長は言う。「この合意はロシアにとって政治的打撃だ」
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