現職のバイデン大統領が民主党の大統領候補から降りて以来、11月の米大統領選は大接戦となり、民主党のハリス副大統領が有利との観測も出てきた。日本の当局者が(以前よりさらに予測困難な)2期目のトランプ政権誕生の可能性が低下したことに安堵しているのは確かだろう。
だが「ハリス大統領」の誕生はまだ確実とは到底言い難く、ハリスの外交がどうなるかも不明だ。従って2025年1月にどちらが大統領になるとしても、岸田流の外交手腕と国家安全保障重視の一貫した姿勢が大いに必要とされることに変わりはない。
つまり、日本にはもう1人の国際的政治家が首相として必要なのだ。岸田の後任が誰になっても、この高いハードルをクリアできるかどうかは未知数だ。From thediplomat.com
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます