バイデン米大統領が大統領選から撤退すると表明したことを受け、民主党関係者の多くが21日、党の大統領選候補としてハリス副大統領への支持を表明した。だが、ペロシ元下院議長やオバマ元大統領ら一部の党有力者は支持を明言していない。
バイデン氏自身はハリス氏を支持すると表明。黒人議員連盟やパティ・マリー上院議員ら民主党議員、複数の大口献金者やスーパーPAC(政治活動委員会)がこれに続いた。
リンクトイン創業者で民主党大口献金者であるリード・ホフマン氏のアドバイザーは、ハリス氏が移民の娘であることに言及し「アメリカンドリームの象徴」だと指摘。「ハリス大統領選出に向けて尽力するのが待ちきれない」と述べた。
クリントン元大統領夫妻もハリス氏支持を表明する声明を発表した。
一方、ペロシ氏やオバマ氏はバイデン氏の愛国心に謝意を示しつつ、ハリス氏にも他の候補にも支持を表明していない。
オバマ氏は声明で「今後数日は未知の海を航行することになる」とした上で、「傑出した候補が現れるプロセスを党の指導者らが作ることができると強く確信している」と述べた。
民主党上院議員で最初にバイデン氏撤退を求めたピーター・ウェルチ氏は、候補指名の「オープンなプロセス」が必要だと訴えた。
[ロイター]

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