イスラム組織ハマスが運営するパレスチナ自治区ガザ政府報道官事務所は1日夜、イスラエルによるガザへの空爆で、慈善団体「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」の職員少なくとも5人が死亡したと発表した。

中部のデイルアルバラで、パレスチナ人1人のほか、ポーランド、オーストラリア、英国の市民も犠牲になったという。

 

WCKはXへの投稿で「職員がガザでの人道的食糧支援活動中にイスラエル軍の攻撃で死亡したという報道を認識している」と述べ、人道支援活動家や民間人は決して標的になってはならないと訴えた。

イスラエル軍は状況を把握するため、最高レベルで徹底的な調査を行っていると発表。「イスラエル国防軍は人道支援の安全な提供を可能にするため多大な努力を払っており、ガザの人々に食糧と人道支援を提供するWCKの重要な取り組みで緊密に協力している」とした。

オーストラリアのアルバニージー首相は豪公共放送ABCのラジオ番組で、外務省が緊急に調査していると明らかにした。

WCKは食料を必要とする人々のために援助物資や調理済みの食事を提供している。先月にはガザで175日間に4200万食以上を提供したと発表した。



[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます