この1年で、台湾はまた一つ正式な国交のある国を失った(中米ホンジュラスが中国側に寝返った)が、一方でアメリカの4つの州が新たに台湾に事務所を開設してもいる。こちらは親米派の頼・蕭陣営にとって追い風となるはずだ。

23年5月に「どの国家元首と夕食を共にしたいか」と問われたとき、頼は中国の習近平(シー・チンピン)の名を挙げ、こう言ったものだ。

「少し頭を冷やして、みんなに圧力をかけるのはやめるようにと忠告したい」

さて、選挙後の頼にかかる圧力はいかに? 

そして「トラブルメーカー」に代わる新たなあだ名は?

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 進化する世界の鉄道
2026年10月20日号(10月14日発売)は「進化する世界の鉄道」特集。

鉄道黄金期を迎えたヨーロッパを旅する――コリン・ジョイス(ジャーナリスト)/豪快かつ特異なアメリカ大陸鉄道史/膨張する中国鉄路の野望/「夢の超特急」リニアの現実/韓国、アフリカ、インド……世界を駆ける鉄道新事情

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます