GISSの気温偏差データを見ると、1880年以降で最も暑さが厳しかった7月のトップ5はすべて、過去5年の7月だ。その原因は、温室効果ガスの排出が招いた気候変動と見られる。

シュミットは、声明でこう述べている。「科学的に見て、これが尋常な事態ではないのは明らかだ。世界中で発生している憂慮すべき気温上昇を引き起こしているのは主に、人類による温室効果ガスの排出だ。それによる平均気温の上昇が、アメリカだけでなく世界中を襲う危険なまでの猛暑に拍車をかけている」

NASAのビル・ネルソン長官は、「人々はいま、アメリカのいたるところで気候危機の影響を肌で感じている。バイデン政権が導入した気候変動対策の重要性もいや増している」と述べた。バイデン政権は2030年までに温室効果ガス排出量を2005年比で50〜52%削減する目標を掲げている。

「科学は明快だ。われわれは、地球と人類社会を守るために、いますぐ行動を起こさなくてはならない。地球はひとつしかない」

(翻訳:ガリレオ)

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NASA地球発熱マップ
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