政治評論家のモリー・ジョンファストはクリントンへのツイートがツイッターの広告ビジネスに与える影響を指摘。また、「イーロン・マスクはサンタモニカ・オブザーバーのツイートを削除した。エスカレートさせはしなかったけれど、謝罪したとか訂正を試みたわけではない」と述べた。

サンタモニカ・オブザーバーはツイッターでマスクに対し、記事をシェアしたことに謝意を示した。また、フェイクニュースだとの指摘に対しては「情報源はあり」、「意見として投稿した」としている。

「ツイッターを買収してくれてありがとうイーロン・マスク。そしてうちの記事をリツイートしてくれてありがとう」とサンタモニカ・オブザーバーはツイートした。

マスクのツイッター買収にも数多くの反対意見が寄せられている。

表現の自由を盾にして、偽情報やヘイトスピーチがツイッターで盛り上がるのを認めようという彼の姿勢に対しては、買収話が出たときから懸念の声が上がっていた。

マスクはツイッターを「誰でも参加自由な地獄絵図」にはさせないと述べたが、懸念を沈静化させる具体的な対応はほとんどしていない。そこに冒頭のツイートで、懸念をさらにかき立てる結果となった。マスクは28日、ツイッターのコンテンツモデレーションのシステムにはまだ変更はまだ加えられていないと述べている。

<H4>トランプを「出禁」にした幹部もクビ

ツイッター買収後、マスクはパラグ・アグラワルCEOや最高総務責任者のビジャヤ・ガッデなど経営トップの一部をさっそく解雇。ガッデは昨年1月、ドナルド・トランプ前大統領が暴力を教唆したとしてそのアカウントの永久凍結を決めた人物だ。

有名テレビプロデューサーのションダ・ライムズなど有名人の中には、買収を受けてツイッターに別れを告げた人たちもいる。