米中央情報局(CIA)がアフガニスタンで、国際武装組織アルカイダの指導者、ザワヒリ容疑者をドローン(無人機)攻撃で殺害したことが、複数の米政府当局者の話で1日、明らかになった。

当局者の1人によると、攻撃は7月31日にアフガニスタンの首都カブールで実施。「米国は週末にアフガニスタンでアルカイダの重要な標的に対して対テロ作戦を実施した。作戦は成功し、民間人の死傷者はなかった」と述べた。

米軍はアフガンから完全撤退しており、米国がザワヒリ容疑者の殺害をどのように確認したのかは、現時点で明らかになっていない。

同容疑者を巡っては、ここ数年間に何度か死亡説が出ていたほか、以前から健康状態が悪いと伝えられてきた。

今回のドローン攻撃は21年8月の米軍撤退以降、米国がアフガン国内で行った初めての攻撃とみられる。

タリバン暫定政権のムジャヒド報道官は、攻撃があったと確認すると同時に「国際的な原則」に違反しているとして強く非難した。

ホワイトハウスによると、バイデン米大統領は午後7時半(日本時間2日午前8時半)に「反テロ作戦の成功」について発言する予定。

[ロイター]
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