ランボー監督はこの映画について、「これは疑いの映画です」と語っている。定まった視点は正義へ固着する。間違いに気付けなくなる。あらゆることを疑うこと。それは人が人を裁く刑事司法の鉄則であるはずだ。

ノラは最後に揺らぐ。揺らぎながら真実に到達する。その揺らぎを弁護人や裁判官も共有する。少なくともこの結末は今の日本とは違う。

newsweekjp_20251204101916.png私は確信する』(2018年)

©Delante Productions - Photo Séverine BRIGEOT

監督/アントワーヌ・ランボー

出演/マリナ・フォイス、オリビエ・グルメ

<本誌2025年12月16日号掲載>

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