パインは最近、趣味でバレエのレッスンを受け始めたという。ステレオタイプ的な男らしさとは一線を画す彼らしい、ほっこりする話だ。とにかく美しい彼だが、中年になっていい味が加わってきたとも思う。

この夏、パインは『プールマン』で監督デビューを果たす。ロサンゼルスを舞台にしたミステリー喜劇で、主演も務めるという。俳優と監督を兼務するのは難しい仕事だが、このあたりもレッドフォードとの共通点と言えるだろう。

ごくごく平凡な人物も、俳優パインが演じると別次元の存在になる。新たな挑戦を通し、そんな彼の新たな深みが見られるかもしれない。とにかく彼の個性が花開くのは、シリーズものではない独立系で、キャラクター中心の物語。それも、美しい顔と頭をフルに活用する役なのだから。

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