<アフガニスタンで空爆を実施した米軍だが、ドローン攻撃による民間人の被害は確実に増加し続けている>

8月29日、米軍がアフガニスタンの首都カブールで自爆テロを防ぐためとして行ったドローン攻撃で、民間人10人が死亡、そのうち6人が12歳以下の子供だった。ドローン攻撃は現地に情報提供者がいてこそ正確さを保てるが、今回の攻撃で現地に情報提供者はいなかった。

米ブラウン大学のチームが行った調査によれば、米軍主導の空爆によるアフガニスタンの民間人の犠牲者は、オバマ政権時の2016年からトランプ政権時の19年にかけて330%増加。英調査報道協会の調査結果も、トランプ前米大統領が17年に空爆の規制を緩和し民間人の犠牲を許容して以降、民間人犠牲者が急増した事実を裏付けている。

1万3072回

15年1月〜20年3月に米軍がアフガニスタンに行ったドローン攻撃

300人

上記1万3072回のドローン攻撃によるアフガニスタンの民間人犠牲者の数

330%

16年から19年にかけての米軍主導の空爆による民間人犠牲者の増加率

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 世界宗教入門
2026年5月19日号(5月12日発売)は「中東新秩序の勝者」特集。

剛腕首相ネタニヤフが図ったアラブとイランの弱体化で、中東に訪れる新時代

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます