ロシア政府は9日、新型コロナウイルスの感染者が累計で1万人を超えたと発表した。1日としては過去最多の1459人が感染、新たに13人が死亡した。

累計の死者は76人。危機対応センターがウェブサイトで明らかにした。

感染者が最も多い首都モスクワや、他の多くの地域では部分的なロックダウン(都市封鎖)が2週目に入った。不要不急の外出が禁止されている。

ロシアの感染者数は当初、多くの西欧諸国を大幅に下回っていたが、今月に入り感染者が急増。モスクワ以外の多くの地域にも感染が広がっている。

政府当局者は3月下旬まで、大規模な流行はなく、新型コロナに対応できていると主張していたが、その後、モスクワのソビャニン市長は市内の感染者数が公式発表をはるかに上回っていると表明。プーチン大統領は各地域のトップに、地元の状況に応じた対応策を講じるよう指示している。

プーチン大統領は8日、新型コロナについて3度目のテレビ演説を行い、都市封鎖で打撃を受けた企業を支援する措置を打ち出した。

[ロイター]
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