アフガニスタンの首都カブールにある結婚式場で17日夜、自爆犯の襲撃で63人が死亡した事件で、過激派組織「イスラム国」(IS)は18日に犯行声明を出した。
爆発は、少数派のイスラム教シーア派を信仰する人々が暮らすカブール西部の地域で起きた。犯行声明は、自爆犯が結婚披露宴に忍び込み、「不信仰者」の集団の中で爆発物を爆発させたとしている。
アフガンの反政府武装勢力タリバンは関与を否定し、自爆攻撃を非難。アフガン内務省の報道官は、180人以上が負傷したと明らかにした。
トランプ米政権はアフガン駐留米軍の撤退を巡り、タリバンから治安維持やアフガン政府との和平交渉実施の約束を取り付けるために交渉を行っている。交渉にISは参加していない。ISはアフガン政府だけでなく米国主導の有志連合やタリバンに対抗している。
米国のハリルザド・アフガン和平担当特別代表は、今回の攻撃は、IS掃討を果たすため、タリバンとの合意に向けた取り組みを加速させる必要性を示していると指摘。
トランプ大統領は18日、自爆攻撃は「悲惨」な出来事だと述べるとともに、タリバンとの交渉について楽観的見方を示した。アフガンに駐留する米兵士を1万3000人を下回る水準まで削減することを目指すが、現地で「非常に重要な」情報収集能力を維持する方針を示した。
アフガンには約1万4000人の米兵士が引き続き駐留し、アフガン治安部隊の訓練などを担っている。
[ロイター]

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