2人は政策面で重なる部分が多いものの、選挙戦におけるアピールの手法は違いが鮮明だ。
オクラホマ州の労働者家庭で育ったウォーレン氏は、地方を地盤とするポピュリスト(大衆迎合主義者)だと自らを定義しているが、サンダース氏のほうは「ムーブメント(運動)」の主導者であることを強調している。
訴える有権者が異なっているという証拠もある。モンマス大の世論調査の責任者、パトリック・マレー氏は、ウォーレン氏の支持率が最近になって急上昇したのは、サンダース氏だけでなくほかの全ての候補から支持を奪っているからだとの見方を示す。一方で、サンダース氏の中核的な支持層は決して彼を見捨てないだろうという。
ウォーレン氏は女性、中でも大卒者が魅力を感じるかもしれない。これらの層をサンダース氏は取り込むことができない。アイオワ州在住のジャネット・コードウェルさん(66)は「男たちが支配する世界にはもううんざりしている」と述べた。
とはいえ、ウォーレン、サンダース両氏にとって、今のところはそれぞれの陣営に支持者が流れることは最も懸念すべき事態ではない。PCCCのグリーン氏によると、むしろ双方とも急進左派がトランプ氏に勝利できることを訴えかけているという。
投票権を持つ党員の多くはまだバイデン氏を支持しているが、その認識は変わりつつあるという。
(James Oliphant記者)
[ロイター]

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