[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米国株式市場は続伸して取引を終えた。人工知能(AI)関連のハイテク株が買われた。ハイテク株の比重が高いナスダック総合が上昇率で主要指数をリードした。

AI開発の米アンソロピックが近く実施する新規株式公開(IPO)の詳細を巡る期待感から、半導体株指数は3営業日続伸した。

借り入れコストが上昇する中、債務で賄う支出の持続性を巡る懸念が強まり、今月はAI関連取引の重しとなっていた。フィラデルフィア半導体指数は6月22日に付けた終値での過去最高値から20%超下落しているものの、年初来では62.1%上昇し、同期間に12.8%上昇したS&P総合500種を上回っている。

メタ・プラットフォームズはAI事業拡大の資金を確保するため、同社として過去最大となる株式発行による資金調達額を975億ドルに引き上げたと発表。株価は1.6%下落した。

ホライズン・インベストメント・サービシズのチャック・カールソン最高経営責任者(CEO)は「(アンソロピックのニュースが)AI関連株、特に半導体株に幾分、リリーフラリー(安心感からの上昇)をもたらしているようだ」とし、「これらの銘柄はここ数週間で大きく売り込まれており、おそらく反発する頃合いだった」と述べた。

航空機大手ボーイングは10.7%急落。7─9月期の調整後損益が予想より大幅な赤字となった。

四半期利益が予想を下回ったシャーウィン・ウィリアムズも2.7%下落し、ダウ工業株30種の重しとなった。

一方、ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は5.8%上昇。通期の売上高と利益の見通し引き上げを好感した。

クルーズ船運航のロイヤル・カリビアンも通期利益見通しを引き上げ、5.5%高となった。

S&P500の主要11セクターでは情報技術が上昇率トップだった。一方、中東の和平交渉に関心が向かい、原油価格が下落したことで、エネルギーの下落率が最大となった。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.83対1の比率で上回った。ナスダックでも1.86対1で値上がり銘柄が多かった。

米取引所の合算出来高は約161億株。直近20営業日の平均は171億8000万株。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 52377 +15. +0.0 52277 52477 52231

.57 99 3 .49 .91 .84

前営業日終値 52361

.58

ナスダック総合 26477 +308 +1.1 26286 26540 26219

.81 .43 8 .31 .81 .31

前営業日終値 26169

.38

S&P総合500種 7722. +45. +0.6 7699. 7736. 7677.

60 83 0 47 24 16

前営業日終値 7676.

77

ダウ輸送株20種 20547 +342 +1.7

.52 .70 0

ダウ公共株15種 1103. +6.5 +0.5

43 2 9

フィラデルフィア半導体 11482 +399 +3.6

.51 .04 0

VIX指数 17.52 -0.8 -4.7

7 3

S&P一般消費財 1905. +25. +1.3

70 48 6

S&P素材 650.8 +5.0 +0.7

9 5 8

S&P工業 1421. +8.2 +0.5

20 4 8

S&P主要消費財 976.8 -8.8 -0.9

9 3 0

S&P金融 929.4 -2.5 -0.2

0 5 7

S&P不動産 270.3 -2.4 -0.9

6 8 1

S&Pエネルギー 1047. -23. -2.2

57 60 0

S&Pヘルスケア 2088. -0.8 -0.0

59 2 4

S&P通信サービス 430.2 +0.6 +0.1

4 4 5

S&P情報技術 7100. +104 +1.4

68 .25 9

S&P公益事業 435.4 +3.0 +0.7

2 5 0

NYSE出来高 13.62

億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 6444 + 大阪比

5 945

シカゴ日経先物12月限 円建て 6441 + 大阪比

0 910

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。