Nandan Mandayam Lisa Baertlein
[27日 ロイター] - 国際貨物輸送大手の米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)が27日発表した2026年7─9月期決算は、1株当たり調整後利益が1.69ドルだった。前年同期の1.74ドルを下回ったものの、LSEGがまとめたアナリスト予想の1.63ドルを上回った。コスト削減効果に加え、利益率の高い国際航空輸送が寄与した。同時に、26年12月期通期の売上高と利益の見通しを上方修正した。
26年7─9月期は、売上高の約6割を占める米国内部門の調整後営業利益率が7.0%と、前年同期の6.4%から伸びた。国際部門は14.9%と、前年同期の14.8%からわずかに上昇した。
26年通期のコスト削減目標30億ドルの達成に向け順調に推移し、26年9月までに18億ドルを削減したと説明した。複数の施設を閉鎖したほか、人員削減を進めてきた。米アマゾン・ドット・コム向け戸口配送については、第2・四半期(4─6月)に縮小が完了した。
通期の1株当たり調整後利益見通しは約7.28ドルと、7月時点の7.22ドルから上方修正。市場予想は7.19ドルだった。通期売上高見通しは926億ドルとし、従来予想の912億ドルから引き上げた。市場予想の917億3000万ドルを上回る水準を予想した。
同業の米フェデックスは28日に決算を発表する。