Hiroko Hamada

[東京 23日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に続落し、前営業日比0.34%(214円68銭)安の6万2693円16銭で取引を終えた。前日の米ハイテク株安の流れを引き継ぐ形で指数寄与度の大きいAI(人工知能)・半導体関連株が下落し、朝方は一時6万2000円割れとなった。ただ、韓国株などが持ち直したことから次第に日経平均も下げ幅を縮小し、終盤は小幅安でもみ合った。

日経平均は前営業日比0.38%安でスタートした後、下げ幅を広げ、前場序盤に一時2.3%(1445円)安の6万1462円61銭まで下落。約3カ月ぶりの安値圏となった。

22日の米市場では、メタ・プラットフォームズが決算はアナリスト予想を上回ったものの株価は7.0%下落。東京市場でもAI・半導体株が下げを主導し、指数を押し下げた。

一方、売りが一服すると日経平均は下げ幅を縮小。後場後半は小幅安での推移が続いた。ただ、プライム市場では6割超の銘柄が下落し、全体では弱い地合いとなった。

韓国の主要株価指数KOSPIが下げ渋ったほか、ハンセン・テック指数がプラス圏で推移したことは日本のハイテク株の支えになったとみられる一方、「PHP問題が長引くかもしれないという懸念がくすぶっており、TOPIXの方が下げが大きくなった」(大和証券・シニアストラテジスト、細井秀司氏)という。

目先は「企業決算を受けてEPS(1株あたり純利益)の切り上がりも見込める」(細井氏)として、日経平均は次第に上方向を試す展開が予想されている。

TOPIXは0.79%安の3965.81ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.79%安の2043.68ポイントだった。プライム市場の売買代金は8兆9383億2200万円だった。東証33業種では、不動産、小売、水産・農林など8業種が値上がり。銀行、海運、非鉄金属など25業種が値下がりした。

新興株式市場では、東証グロース市場250指数が小幅に反発し、0.18%高の754.60ポイントとなった。

個別では、前日に決算を発表したディスコが3%超安。指数寄与度の高いソフトバンクグループ、アドバンテストは小幅安。東京エレクトロンはマイナス圏から切り返し、小幅高となった。銀行株が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループが2%超安。一方、ソニーグループ、ファーストリテイリングがしっかりだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが553銘柄(35%)、値下がりは951銘柄(61%)、変わらずは48銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 62693.16 -214.68 62667.05 61,462.61

─62,786.89

TOPIX 3965.81 -31.69 3985.70 3,907.33─

3,986.57

プライム市場指数 2043.68 -16.32 2053.34 2,013.41─

2,053.74

スタンダード市場指数 1639.73 -11.69 1644.93 1,619.35─

1,644.93

グロース市場指数 959.94 -0.59 951.88 937.01─96

1.20

グロース250指数 754.60 +1.33 746.41 734.99─75

5.70

東証出来高(万株) 288432 東証売買代金(億 89383.22

円)

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